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日本ブラックカラント協会(JBA)ブラックカラントについてのニュース
(#6 2018年)

日本の皆様、こんにちは。
JBAのWebサイトは、ブラックカラントに関連した健康についての最新ニュースや情報を提供する為に設立されました。ブラックカラントとはカシスの事で、世界中の多くの地域で食料や飲料として親しまれています。私は、ブラックカラントのうれしいニュースを皆さんと共有したいと考えています。

日本ブラックカラント協会のアドバイザー
 ビル フロイド

沖縄人長生きの秘訣は、紫イモのアントシアニン

私は、老化と食べ物の研究や精神的及び肉体的により良く歳をとっていくのにどのように食べ物が影響するか、それについて特集された良いテレビ番組を最近見ました。その番組の中で、沖縄の紫イモが特集されていました。

研究チームは沖縄を訪問し、沖縄の人に話を聞きました。研究チームは、沖縄の人が何故世界中の他の人々より健康的な歳の取り方をしているのかを知りたかったのです。調査の結果、沖縄の人の脳疾患の発生率は西洋の人に比べ半分、心臓病の発生率は西洋の人に比べて20%ほど低いといった結果が出ました。

沖縄の人は老人を尊敬する傾向があり、この傾向は他の平均寿命の高い国に類似しています。その事に関連して、沖縄の人の食文化が抗老化に対する鍵を握っているのではないかと考えられます。

研究者は、研究の末に沖縄の人の食事には多量の紫イモが含まれている事を発見しました。1日の1人あたりの平均摂取量は500gと非常に多かったのです。

研究チームの長、イギリスのノリッチ大学・食物研究部のポール・クルーン博士は、紫イモ中のアントシアニンが病気の予防に関与している可能性が高いと発表しました。

クルーン博士によると、紫イモは100gあたり53mgのアントシアニンを含みます。他の食物だと、ブルーベリーは100gあたり161mg、ブラックベリーは100gあたり161mg、ナスは100gあたり86mg、赤キャベツは100gあたり40mgのアントシアニンを含みます。そしてその中でも紫色をした食物の筆頭であるブラックカラントは他を大きく上回る100gあたり592mgのアントシアニンを含む事がわかりました。

この事から、クルーン博士は西洋の人により多くの紫色の食物、特にブラックカラントを摂取することを推奨しています。

  • ※この研究はまだ臨床実験によって実証されておらず、必ずしも効能があるとは保証できません。
  • ※ヒトに効果を発揮するブラックカラントの量はまだ知られていません。また、多くの食物、特にフルーツや野菜類のバランスをとりながらブラックカラントを摂取する事を推奨します。
  • ※上述の情報を、指導医に相談なしで、医学的に処置するために使用しないでください。

ビル フロイド

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