vol.8
ブラックカラントとわさびのドレッシング
皆様こんにちは!
日本ブラックカラント協会事務局の運営担当、バンチ・ルーナです。
最近のBillさんの記事「ブラックカラントを料理の世界から垣間見る」では、様々なブラックカラントの食べ方が紹介されていましたね。国や文化背景から多様化された料理の数々。とても興味深い内容でした。
ところで、Billさんがその記事の中で『ブラックカラントとわさびは刺身に合うか』という問いかけをしていましたが、皆様は、ブラックカラントとわさびの組み合わせは合うと思いますか?
ということで、今回、私バンチ・ルーナがBillさんの問いかけに答えるべく、ブラックカラントとわさびを使ったドレッシングを作ってみました。
刺身をはじめ、お寿司やカルパッチョ、そして肉料理にも合う、唯一無二のドレッシングが完成しましたので、ぜひ皆様にレシピをご紹介したいと思います。
ブラックカラントは特徴的な酸味があり、わさびにはツーンと鼻にくる独特の風味があります。どちらの食材もそのまま使うと両方の主張が強くなり、味全体に影響が出てしまいます。
そこで「ヨーロッパでは昔からブラックカラントジャムが老若男女を問わず愛されている」というストーリーからアイディアを得て、今回はブラックカラントジャムを使うことにしました。チューブに入ったわさびを使ったので、簡単に作れるドレッシングに仕上がっています。
今回は主役のドレッシングにスモークサーモンを組み合わせて、カルパッチョを作りました。
ブラックカラントとわさびのドレッシング
それでは作っていきましょう!
recipe

材料1(ドレッシング用)
- ブラックカラントジャム・・・大さじ3
- わさびチューブ・・・7.5g
- プレーンヨーグルト・・・大さじ3
- ガーリックチューブ・・・1cm分
- マヨネーズ・・・大さじ1
- 白ワイン・・・大さじ1
- レモン汁・・・大さじ1弱
- レモンペッパーまたは塩胡椒
材料2(カルパッチョ用)
- スモークサーモン・・・6切れ
- ベビーリーフ・・・お好きなだけ
- ミニトマト・・・5〜6個
※刺身・お寿司・サラダ・肉料理など、お好みの食材とペアリングしてくださいね♪
【作り方】
最初にドレッシングを作ります。
ブラックカラントジャム以外の材料を全て入れ混ぜ合わせます。
よく混ざったらブラックカラントジャムを入れます。実が潰れないように優しく、しっかりと混ぜ合わせます。
そこにレモンペッパー、または塩胡椒を加えて、味を整えます。好みの味になるよう調整してください。ちなみに私は、ピリっとくるペッパーの辛さが好きなので、レモン入りのブラックペッパーを20振りしています。
ブラックカラントとわさびドレッシングの完成です!
次に盛り付けです。お皿にカルパッチョの具材をのせます。
そして上からドレッシングをかけて完成です♪
ブラックカラントとわさびそれぞれの特徴がうまく調和され、これまでに味わったことのない上品なドレッシングに仕上がりました。そして、一口食べる毎にブラックカラントの実の食感を味わいながら、その甘酸っぱさがカルパッチョ全体の味をさらに引き立ててくれます。
ちなみにカルパッチョの発祥地はイタリアです。今回はイタリアンバケットも用意し、大活躍したブラックカラントジャムをこちらにもたっぷり塗り、カルパッチョと一緒に美味しくいただきます。
Billさんの記事「ブラックカラントを料理の世界から垣間見る」では、ブラックカラントとわさび以外にも、ブラックカラントジャムや他国の料理、さらに日本の蕎麦についても取り上げられていました。ブラックカラントと蕎麦の組み合わせ・・・?と、気になる読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
話は尽きないのですが、ブラックカラントとわさびのドレッシングを味わうため、今日はこれにて失礼いたします。
いかがでしょうか。
次回のブラックカラントレシピもお楽しみに♪
Bon appétit!
日本ブラックカラント協会 事務局
バンチ・ルーナ